コアラの木登りノート

文章を書くチカラをつける。誰も読んでいませんから〜。

シェアするチカラ【262】

シェアするってどうやるの?

 

食べ物であれば

トングとかで取り分けてみんなに配るとか

ピザならピザカッターでガリガリすれば

良いのですが、仕事をシェアするって

そういう道具がないです。

 

強いて言えば、時間という考え方。

自分の持っている時間を提供するということ。

 

1時間とか、空き時間を相手のために、

渡すことはできる。

その時間で何をするのは

相手の指示によりけり。という方法。

 

あるいは、

まだ手をつけていない案件があって

その案件ごと受け取るやり方。

途中からの工程から、受け取る方法もあるが

その前から進めていた流れを汲むので

説明してもらう時間がダブってしまうので

もったいない。

この説明している時間で

作業を終えることができたりする

なんてこともありうる。

なので、仕事を手渡すのは、

新規のものの方が受け取りやすい。

イデアを出すのもそうで、お題を説明して

イデアを募集するやり方もしかり。

一人で10案だすとして10人もいれば

100個のアイデアが一気に出るのである。

使い様です。

 

なぜか、自分がやらないと、とか、

自分の力でやりきるとか囲ってしまい、

なかなかアイデアが出ないことで

苦しむことになる場合もありますね。

チカラをつけたいと

踏ん張ることも大事です。

でも任せることができるのも

立派なチカラです。

正直嫌な人には仕事をお願いしたく

ないですしね。

逆に言えば、仕事をお願いされたり、

相談されるのは、

言われた側は嬉しいことだと思うのです。

 

シェアっていうと畏まってしまうけど

託すっていう言い方にすると、

相手を信頼してお願いする

意味になるので、受け取る側も期待に

応えたいと思うし

その人がやった場合よりももっといいものを

作りたいと思うしね。

(自己顕示欲ってやつですね!)

信託って言葉もありますね。

 

自分でやりきれない恥ずかしさとか

あるのかもしれませんが

お願いされた側は、よっしゃ〜

やってやろうって思っているから

その人のスキルがないとか

あんまり気にしていないのかも。

(ま、表面には出さないという意味で!??)

 

頼んだ側は、恥ずかしいと思うと、

次は自分で何とかできる様になろうと思うし

そのお願いした相手のやり方を参考に

できるので、やり方を真似もできるし

もっと最短を行く方法を考えて取り組む

かもしれません。

 

仕事の手本というか、ベースのやり方を

素直に学ぶ機会がなんとなく減っている?

一人一人のプライドが高くなっている?

自己成長を自分のチカラだけでなんとか

したいと思っている?ってことなのかも。

 

守破離って言葉があります。

型っていう言い方もあります。

知恵っていう言葉もあります。

ノウハウっていう言い方もあります。

 

自分と同じ道で、先を進んでいる人は

いっぱいいます。

先に失敗している人もいっぱいいます。

そこから、どうすればもっと良くなるのかと、

先に悩んでいる人がいます。

それは、先人の方々が悩んで、考えて、

失敗して、また悩んで・・・・と

二乗の掛け算の時間、

自分一人の時間よりはるかに

長い時間の悩みの歴史の上で

自分が同じことをやろうとしているかも

しれません。

 

そう考えると、

今自分の悩んでいることなんて

とっくに、他の人が解決していること

だったって思うと気が楽じゃないですか?

ヒントというか答えが見つかっているの

ですもの。

 

悩むことに時間を割くのではなく、

答えを見つけることに時間を割く。

見つける方法も、

今やOK〇〇とか、Hey〇〇とか

言えばすぐ出てくる時代ですもんね。

 

そう考えると託せることのほうが多いし、

頼むのの気軽じゃないっすか??

 

シェアすることができるのは、

評価すべきスキル。

自分の力だけでなんとかするしかないのは

スキルがないって言い切っちゃう時代かも。

 

いかに自分の手を動かさないで

仕事を完了させることができるか?

で優秀かどうかが決まるのかも。