広告代理店はクライアントも様々
仕事も様々だから飽きないという
志望動機でしたが確かに飽きません。
1番下っ端ですので
何かと調べ物を頼まれていました。
今みたいにネットでサクサク検索できる
環境ではなかったので知恵と工夫が
必要でした。
さてどうしていたか?
104 です。
109じゃないです。
電話番号を調べてくれる
NTTのサービスです。
今はタウンページがありますが
手取り早く、問い合わせできる
ところを探すのにありがたいサービスです。
今でいうオープンデータを探すのが
大変だった時代に
企画背景として裏付けとなる
公的な統計データを見つけるのに
その業界団体を調べて問い合わせるのです。
その団体が持ち合わせているデータを
使って市場動向の推移を見たりしたのです。
じゃあ104に電話する時って
団体名が分かっていて電話番号を
聞くわけではないです。
おそらく全国○○協会か日本○○協会とか
そういう団体が、大半あるものなんです。
上司が新聞の記事広告を書くライターで
本も出版したことがある人で
リサーチのプロだったのです。
雑誌の図書館があるのを知っていますか?
国会図書館通ったことありますか?
団体の番号が分かったら、こちらの
調べたい内容を手短に伝えて伺うのです。
いろんなお題をもらって調べましたが
一番悩んだのはクライアントが
ヘリコプターを買いたいって言った時ですね。
どこに何を聞けば良いのやら?
でも必ず答えを出せるはず!ってことで
クライアントに資料をまとめて報告しました。
こうした乱暴な経験は力になります。
キャンペーンで問い合わせ事務局の電話番号を
間違えてしまった時あなたはどうする?
店頭にはその番号が印刷されたものが届いて
明日から掲出される絶体絶命の状態。
幸い応募期間はもう少し先でしたが
印刷し直して納品する時間はなかった場合
あなたならどうする?