コアラの木登りノート

文章を書くチカラをつける。誰も読んでいませんから〜。

【009】ワタシノリレキショ

広告代理店はクライアントも様々

仕事も様々だから飽きないという

志望動機でしたが確かに飽きません。

 

1番下っ端ですので

何かと調べ物を頼まれていました。

 

今みたいにネットでサクサク検索できる

環境ではなかったので知恵と工夫が

必要でした。

 

さてどうしていたか?

 

104 です。

 

109じゃないです。

 

 

電話番号を調べてくれる

NTTのサービスです。

 

今はタウンページがありますが

手取り早く、問い合わせできる

ところを探すのにありがたいサービスです。

 

今でいうオープンデータを探すのが

大変だった時代に

企画背景として裏付けとなる

公的な統計データを見つけるのに

その業界団体を調べて問い合わせるのです。

 

その団体が持ち合わせているデータを

使って市場動向の推移を見たりしたのです。

 

じゃあ104に電話する時って

団体名が分かっていて電話番号を

聞くわけではないです。

 

おそらく全国○○協会か日本○○協会とか

そういう団体が、大半あるものなんです。

 

上司が新聞の記事広告を書くライターで

本も出版したことがある人で

リサーチのプロだったのです。

 

雑誌の図書館があるのを知っていますか?

国会図書館通ったことありますか?

 

団体の番号が分かったら、こちらの

調べたい内容を手短に伝えて伺うのです。

 

いろんなお題をもらって調べましたが

一番悩んだのはクライアントが

ヘリコプターを買いたいって言った時ですね。

どこに何を聞けば良いのやら?

 

でも必ず答えを出せるはず!ってことで

クライアントに資料をまとめて報告しました。

こうした乱暴な経験は力になります。

 

キャンペーンで問い合わせ事務局の電話番号を

間違えてしまった時あなたはどうする?

店頭にはその番号が印刷されたものが届いて

明日から掲出される絶体絶命の状態。

幸い応募期間はもう少し先でしたが

印刷し直して納品する時間はなかった場合

あなたならどうする?