コアラの木登りノート

文章を書くチカラをつける。誰も読んでいませんから〜。

粘り【448】

インカレの中継をテレビで見ていて

はて自分の大学時代には

何に打ち込んでいたのであろうか?

四年間に渡って続けたことは

なかったのではないか?と

四年という長い年月を酒飲んで

バイトしてまた飲んでの繰り返しだった

ことに、やはりもったいない時間だったと

言うべきか、それとも有意義な時間と

呼んでしまって良いのか?

なんて思ったわけです。

 

体育会であったのですが

浪人一年で体力も落ち

一瞬入部したサークルも夜間学生だったので

時間が合わずすぐに辞めてしまった。

 

今の業界に入ろうと思ったとき

大学3年の時片っ端から

バイトできませんか?と業界電話帳を

あ行から電話し、か行のところで

ちょうど探していた会社があり、バイトを

始めたのです。

一年続けて、就職活動の時期になり一旦

辞めて、結局どこにも引っかからず、バイト先の

上司からうちに来ないか?と言われそのまま

入社したのです。

バイト時代はワープロで企画書の清書をしたり

文鎮みたいな重さの駆け出しのケータイを

もたされ、スタッフの会社に原稿をもらいに

行ったりしたものです。

 

来るもの拒まず、仕事は多岐にわたり

当然パソコンも普及していないので

当然インターネットなんてないので

データを探すときにも日本〇〇協会とか

日本丸〇〇協会とか、その手の団体が

あるかどうかも分からぬまま104に

かけて、探して、電話してその業界の

情報を入手したものです。

 

探せばきっとあるはず、

その手の情報に詳しい人がいるはず。

(案の定、実際いましたし、団体はありました)

粘りましたし、ないですと言うことは言えない

状況でしたので、なんとか情報の鍵をつかもうと

したのです。

 

今の時代はOKとかheyとか言えば答えてくれる

スピーカーもある時代です。

 

粘れば見つかる、見つからないのは粘っていないから。

上司や先輩たちは情報の糸口を探し切るのです。

 

無理だと言ってしまえばおしまいなのです。

 

そんな粘り強さを持てたことは、大学時代に

得たことかもしれません。

 

さあて、今年もあと少し。

今一度あの時の粘りを思い出して

走り切りますか!