コアラの木登りノート

文章を書くチカラをつける。誰も読んでいませんから〜。

報告と質問【603】

何かミスが起きてしまったとき

さて、どうしましょう?

ってなります。

 

経験の多い人は

こういう場合はこういう風に

したら?とか、こうこうして!

と実作業の指示をしてしまう。

 

指示を仰ぐとどういうことが起きるか?

 

また同じことが起きたら相談すればいいか。

 

次こそは絶対に今回指示を受けたことは

自分でなんとかしよう。

 

勘のいい人は

なぜ起きたのか?次は起きる前に

手を打とう。

 

ってなります。

 

経験がなくても、想像することや

予測することは出来ます。

 

自分が逆の立場なら

何が起こるか、起こったら怒ることは

想像できますし、身をもって

わかることも多いはずなのです。

 


想像することもなく、

突っ込まれることも予測せず

事実の報告になってしまう。

 

すると聞いている方は「どうするの?」

想像力を働かせて、

経験から、そんな時にはこういうことが

起こりやすいからと思って

「どうした?」「そもそもなぜ起きた?」

「手は打ったのか?」など

質問攻めにあってしまう。

 


確認したのか?

原因は?

こういう対処の指示はしたか?

 


報告した量を圧倒する質問が返ってくる。

 

報告する側としては

これが一過性のことなんだから

もう同じことは起きない。

ということで、その場を取り繕うことに

全力を注ぐ。

 

本来ならば、

起きなかったかもしれない。

起きたとしても、その場合は

どうすればいいか?を

想像の中で組み立てようとします。

 

なのに、繰り返し起きてしまう

報告からの質問と

痛感する確認不足。

 

懲りずに、あちこちで起きてしまう。

 


ミスはミス。人だから起こる。

 


でも次は、こうする。

すぐにこうする。

が出来ていれば良いのです。

 

気をつけることは

再発しないことですが

 


まずは、報告レベルを上げることかも。