コアラの木登りノート

文章を書くチカラをつける。誰も読んでいませんから〜。

作業は後【440】

いきなりパソコンに向かって

作業をしないほうが

結果早く仕上げられる。

手書きで、内容をまとめてから

パソコンに向かう。

 

そうです、パソコンでの文書作成は

あくまで清書するための作業。

 

考える作業と仕上げる作業を

切り分けるのです。

なぜか?

 

油絵を描くにも下書きがあるように

手書きで構成を考える。

言いたいことを整理せず、

飾りつけにこだわって肝心の中身が

ないなんてことになりかねない。

 

急ぎであればあるほど

パソコンに向かいたくなります。

パソコンで仕上げている安心感

を得たいからなんだと思います。

キーボードを打っていると

作業をしている感があります。

 

要はやっている感が欲しいのです。

 

実はこの「感」っていうのが曲者。

 

目の前に迫ってくる締め切りに

焦るから、どんどん中身から

明後日の方向に離れていく。

 

書かなければならないことが

どんどん漏れていく。

まとまらずに、あれもこれもと

チグハグしていく。

焦れば焦るだけ

パソコンの作業は

仕上げている感だけが

充満していく。

 

これは、文書作成に限らず、

◯◯している感っていうものを

得ようとすると反対方向に向かう。

ここぞって時こそ立ち戻る。

 

見た目より中身です。

 

言いたいことを整理する。

伝える方法は後からです。

 

だって文書を作らず

口頭で回答すれば良かったって

結果になるかもしれず。

良かれと思って

文書を作るのに時間を

かけていたら遅いと怒られて

口頭ですぐ返事をしたほうが

相手に喜ばれたなんてことに

なる場合だってあります。

 

後で考える。

のではなく、

まず考える。

作業はそのあとです。

 

と言っておきながら

この記事は下書き

してませんけども。