コアラの木登りノート

文章を書くチカラをつける。誰も読んでいませんから〜。

作詞家【164】

もう新曲っていらないんじゃない?

昨晩のテレ朝の番組で作詞家が

言っていた。

70年代の曲から今の曲まで

聴く人にとっては並列の関係らしい。

 

CMで使われる曲も

おそらく同じ年代のCMプランナーが

選んでいるから、昔聞いた曲も多い。

でも平成生まれの人でもすでに30歳近く。

昭和生まれの我々にすれば、

平成ってつい最近の出来事。

 

作詞家の方の言葉の鮮度や選び方、

AメロBメロサビの構成や組み立ての

分析があり、年代別の曲の空気感や

世界観の捉え方とか、キチンと整理をして

これからヒットする言葉を探しているのだ、

言葉を武器にするプロフェッショナルって

こういうことか!を垣間見れた。

 

失恋ソング特集であったが

最近失恋ソングが少ないのは、SNSで

みんなに発信をしてじっくり一人で

悩みこむことが少ないから?

なんて言っていた。

要はじっくり曲に浸る時間もないから。

なのか、すでに世にある曲で共感出来るから

新しい失恋ソングがいらないからなのか。

言葉の持つ意味や言葉の強さや

今響く言葉を選ぶ作業って

その人のセンスと世の中のセンスの

両方感じ取りながら、さらにその世の中の

誰かの内面を言葉にしたり、行間に託したり。

 

作詞家の方とかコピーライターとか

言葉を武器に戦う人たちが、

これほどまでに研究して

自分ならではの言葉を選びに選んで

紡ぎ出しているのか!と思ったわけです。

 

カミさんが私めのブログを過去から

読み返して、「あんまり変わらない。」

と言った。

 

自分としては、多少はね〜。って

内心では思っていたのですが

我が家にいる校閲担当は厳しいっぺ。

 

言葉を武器にするには、まだまだ。

書いて書いて書きまくる。

もっと世の中の言葉を仕入れたり、

表現や感情に伝わる文章の勉強が必要。

 

同じものを見ている人に、

ちょっとだけ見方の角度をずらさせたい。

目の前に起きたことで、考え方で

ここまで楽しくなるってことを

自分で書きたい。

 

もっと、もがくっぺ!

んだなー!