コアラの木登りノート

文章を書くチカラをつける。誰も読んでいませんから〜。

りんごの皮むき【143】

りんごを目の前で綺麗に向いて

小皿でフォークを使って食べる。

 

りんごの皮を途中きれずに

最後まで一本につながっている。

 

って昔にドラマで主人公が

大事故を起こして入院。

そんなところに、彼女が座って

りんごの皮むきをしている・・

 

とか

 

お弁当に果物を入れてもらう

時にウサギに見立てて

皮がビーンってVの形に

なっている。

 

りんごの皮むきっていうと

こんなイメージがあります。

 

さてこれは、手慣れた人が

サクサク上手に出来る前提の話。

 

これが我が息子がやる

となった途端、

シーンはガラッと変わる。

 

ちょっとした手の動き

一つ一つの動きに息を飲む。

サッと刃先が動くもんなら

悲鳴を上げてしまう。

 

今までやったことがないことだから、

そりゃ最初から上手くいくことはないのに

なぜか親は期待してしまう。

 

包丁を持つ我が子を

カバティばりに囲んで見つめる。

 

なぜか、途中切れずに一本に

連なったりんごの皮になっていることを

前提にしてしまう。

 

包丁だってほとんど触ったことが

ないのにである。

りんごの皮むきって高度な技術。

自分なんてピーラーで剥いてしまいます。

 

この世の中甘栗だって

剥いちゃって売っているんですよ!

 

自分のことは棚に置いて

いざ目の前には理想の姿があるなんて

そうそうないです。

さて自分は昔どうやって覚えたのか?

思い出せん。手を切ったかもしれん。

 

教えるのって難しい。

 

でもね、息子は頑張りました。

りんご剥いちゃいました。

 

あとは慣れだっぺ!