コアラの木登りノート

文章を書くチカラをつける。誰も読んでいませんから〜。

モノマネする【367】

今日は経営陣に対しての

中間報告会があります。

 

当部署の部長も当然参加し

説明をするのですが、想定質問の

準備も抜かりなくされていました。

 

書いてあることへの質問は

どの部分か?

その質問への受け答え方は

どういう言い方が、突っ込まれないか?

 

トップの社長は、言葉少なく短い言葉で

バサッと質問をしてくるのです。

 

しかも答える方も

シンプルでないといかんのです。

端的にスパッと答えることが求められる

社長なのです。

 

当部署の部長は

社長のモノマネがうまいのです。

声も言い方もそっくりです。

鋭い指摘も、そういうだろうなぁ

という内容で質問するマネをします。

 

一人で

質疑応答のリハサールをするのです。

 

実はこのモノマネには

仕事が出来るようになる

相当重要なエッセンスがあるのです。

 

モノマネするには相手の癖が

分かっていないと似せられません。

 

そんな風に言いそう、

というフレーズを言うには

同じ頭の中になっていないと

言葉が出てこないのです。

 

同じ頭の中になるって

相当ハードルが高いです。

 

どういう基準を持っているか、

判断の軸は何か?

シンプルに言うにはなんというか?

 

クライアントからの依頼もそうです。

相手と同じ頭になっていれば、

何に困っているのか分かりますし

どういう説明をすると

受け入れてくれるのか分かって

話すのは相当楽ですし、

クライアントから

「なんで言いたいことが分かるの?」

なんて言わせたら勝ちです。

信頼関係を築きやすい。

 

相談相手として真っ先に

頭に浮かんでくれるはずです。

 

カッコいい提案も必要ですが

まずは相手を理解しないことには

始まりません。

 

モノマネ大いに結構です。

真似されて嬉しく

ないわけないじゃないですか。

服装とか寄せすぎると嫌がれますがね。

 

さぁ誰を真似しますか!