コアラの木登りノート

文章を書くチカラをつける。誰も読んでいませんから〜。

昭和の夏【319】

朝からそうめんを茹でて

つゆにはこだわりアレンジを加え

サクッとみんなで食べたと思ったら

もう昼です。

 

うーむ、何食べるか?

 

台所も予想通り、立ちたくないほど

室温は高く、えーい、コンビニで

済ましてしまおう!となり、これまた

車内温度はどんだけ高いのかと、

熱を帯びた車に乗り込み、到着。

 

なるほど、皆さん考えることは同じです。

おにぎり、サンドウィッチはほとんどなく

これまた、何食べる〜?となったわけです。

 

作れば安く済むのはわかっておりましたが、

台所に立つのもしんどいとなると

食費としんどいをコスト換算して

天秤にかけてどっちが得かを考えたわけです。

 

集中すれば火も暑くないとは言ったものの

なかなかそうもならないです。

 

エアコンの温度もしかり、

もともと暑がりな私と冷え性のカミさんとの間で

1℃の違いで戦いがあるのです。

 

ちょっと動くのにも

エイっと弾みがいる。後でやるのであれば、

思い立ったら今動くと思って動けない。

 

結果ゴロゴロです。

フェイスブックのチェックとポケモンGOから出なくても

反応するポケストップでボールを集めておく。

これではいかん。

しかしまぁ、動きたくありません。

 

こんな時は、エアコンの設定温度の争いをしつつ

読書に明け暮れよう!

ビジネス本もいいし、小説でもいい。

ページを捲ると、夢の中へ。。

おっと、寝てもうた。

畳の冷たいのが心地いいです。

座布団を二つにおって頭を置いて

ゴロゴロからグォーグォーです。

そしてノドが乾けば水を飲む。

 

しかし、水道を通って浄水器から

出てくる水の冷たくないこと。

実家は井戸水がで出てくる。

この井戸水の冷たいこと。

 

思い起こせば、30年以上前!

 

部屋で宿題をやっていて扇風機の音かと思っていたら、

頭上にでっかい蜂がホバリングしていた夏。

部活が毎日あって、光化学スモッグが発生した体育館の夏。

ラジオ体操があってそのまま、町内ソフトボール大会の練習の夏。

練習後に食べる、舌の色が紫になるしゃりしゃりしたアイス。

宿題があって、計画を立ててもその通りに進まない夏。

読書感想文があって、まず何を読もうか本屋に行って

選ばずに、漫画を立ち読みした夏。

友達にそそのかされて、ウォータースライダーに乗ろうと

なって、いざ高台にビビって半泣きになった夏。

花火があって、夏祭りがあって、ガムみたいな板に針を使って

形をつくっていた夏。

ミドリガメすくいで背中に一万円が輪ゴムで止めらていたあのカメ。

まだまだ休めると思っていたのに、お盆を過ぎて

宿題がたんまり残って唖然とした夏。

芸能人水泳大会で、誰だろう?ってアイドルがワイプで歌っていた夏。

お昼のワイドショーで4チャンネルがやっていた

「あなたの知らない世界」で本当による寝れなくなると思った夏。

友達と、連絡網のプリントを見ながら、女子に電話をかけた夏。

そうめんに浮かぶみかんを見て、冷蔵庫にラップしてある缶詰の

汁をこっそり飲んだ夏。

原液のカルピスの薄め方にルールがあった夏。

親戚の兄ちゃんを真似して、天体望遠鏡をせがんで、買ってもらい

一度しか覗かなかった夏の夜。

 

平成最後の夏休みですが、昭和の夏休みも楽しかったぞ。

 

やっぱり昔に比べて最高気温が高すぎる。