コアラの木登りノート

文章を書くチカラをつける。誰も読んでいませんから〜

最短コースを狙う【419】

失敗しないと伸びないよね。

 

上司から言われた言葉です。

 

部下が進めようとする案件で

どの辺りがネックになるか

想定しているし、

最悪のシナリオも読んでいるから

部下に任せておいて、

ヤバそうな感じになったら

話しかけて状況を掴む。

だから、上司は実務をしないで

いるんだよ。

 

作業に没頭してしまったら

周りが見えないから

異変に気がつかない。

部下がヤバい時に

この仕事を引き上げて

他の誰かとシェアするにも

周りが見えていなければ

シェアするにも

誰が余裕か分からん。

 

上司は作業をしちゃダメなのです。

 

初めてこの話を聞いた時は

みんなで頑張ろうって

その作業の輪の中に

入るものじゃないのかな?って

思いました。

今は、上司が言ったこの言葉の

意味がわかります。

 

自分ができることは

他に誰かに託しなさい。

 

って言葉の意味も分かります。

 

なかなか仕事のスピードが上がらない

メンバーには並走してつつきます。

パンパンですと言ってきた場合は

速攻でその仕事を他の人へ

段取りを説明してお願いします。

瞬殺で終わらせるプロセスを見せます。

 

やり方や段取りを知らないから

できないってことも十分あります。

 

なので、

できないですって言われた時は

最短コースの筋道を見せます。

ね、できるでしょ?型の伝授です。

 

無理です。って言われた時は

なぜ無理なのかを聞きます。

理由は、やったことがないから。

そりゃそうだな。ってなるので

やっぱり最短コースを見せます。

ね、できるでしょ?型の伝授です。

 

時間が足りません。

って言われた時は

何に時間がかかっているのかを

聞きます。

理由は他の業務に時間を

かけすぎている可能性が高いから。

そりゃそうだな、ってなるので

他の作業をサクッと終わる

段取りを整理します。

ね、できるでしょ?型の伝授です。

 

実は作業はしていないのに

目の前で作業が進むのです。

 

先輩としての経験値を

教えていくって

こういうことじゃないかと

思います。