力点と抜き点という
ワードをご存知でしょうか？
柴田書店の
月刊食堂１０月号の特集の１つ。
「抜き点」とは
手間やコストをかけないで
おこなうポイントのこと。
飲食店でいうと
時間をかけずにサッと作れて
しかも原価がかからないメニュー。
枝豆や冷奴とかがコレに当たる。
ちゃんとした店だと
一瞬そんな風に思えないメニューで
手間がかかっているように見える。
あるいは仕上げ部分だけお客様に
見せて手間を見せる。
例えば
味付け玉子を大量に
仕込んでおいて
注文を受けてから
玉子を切って
ウニとわさびをチョンと乗せ
タレをかける
とかいったメニュー。
サッと出して美味そう。
抜き点というのは
手抜き感が見透かされないように
工夫するポイントなのだ。
仕事でもそうかもしれない。
お客様からの依頼に
価値をつけて提供する際に
抜き点と力点をどこに置くかを
組み立てる。
いかに楽するかということと
似ているけどチョト違う。
手を抜くのは、1番力を入れたい
ところにフォーカスするためである。
見透かされないようにすっぺ！
