コアラの木登りノート

文章を書くチカラをつける。誰も読んでいませんから〜。

修造部長【054】

上司にしたいランキングで

一位をとった松岡修造さんが

実際に部長になったらどうなるか?

 

10週間の契約で

社長付けアドバイザー兼営業部長を

任され、その会社・そこに勤める

社員のみんなにどう接し、

何を残していくのか?

というストーリー。

 

小説なのに

唯一ノンフィクションなのは

「松岡修造」という人物。

本当にそういうだろうな

というセリフ、行動。

 

帯にも書いてあったが

裏付けのない根拠なき根性論が

大嫌いだという。

 

「修造チャレンジ」という

日本人プロテニスプレーヤーの

育成プログラムの話と通ずる

ところがあったり。

テニスであれ、ビジネスであれ

人財育成やコミュニケーションが

背骨になっていた。

 

多少ドラマ感がある部分もあったが

こうありたいと思うことも多く、

読んでいくうちに、

後ろに本人が立っていそうな

感覚を覚えた。

 

「この一球は絶対無二の一球なり。」

ボールであれ、出会いであれ、

書類一枚であれ、

絶対無二であるとすれば、

真剣に真摯に向き合わなければ

ならない。

 

言葉の持つ力、思いを伝える力が

肚の中から出てくると、

感情に届くもの。

 

自分の言葉にどれだけ責任をもって

口に出すのか?

 

覚悟の問題。

 

肚は決まったけ?