コアラの木登りノート

文章を書くチカラをつける。誰も読んでいませんから〜。

聞くと聴く【347】

『病院ラジオ』って

番組をたまたま見ていた。

 

サンドさんが出ていた。

場所は、心臓の疾患のある方が

入院されている病院。

中庭にテントを張って

院内しか聞けないラジオ形式で

色々な方がゲストと称して

話をしにテントに訪れ、そのやり取りを

院内に流すという番組。

 

見守る親御さんや病気を

患っているご本人が話をしに訪ねてくる。

 

サンドさんが聞く側に立ち

今の感情を聞き出す。

 

産まれながらにして患っている方や

何百万人に一人の病気にかかっている方が

自分のこと、見守る家族への感謝を

素直な言葉で電波を通じて話す。

同じような症状のかたへのエールになる。

 

いつもの掛け合いではなく、聞く姿勢。

頑張ってとか励ますのではなく

「傾聴」とはこういうことなんだ。

テレビ番組でありながら

ラジオという声だけだから言えること、

サンドさんだから素直に話せるのかも。

直接本人を目の前にしては言えない想いを

ラジオ番組だからと話せることがある。

 

朝から清々しい気持ちになれたことに感謝。

今日もいい日になりそう。