コアラの木登りノート

文章を書くチカラをつける。誰も読んでいませんから〜。

5月18日は言葉の日【533】

5月18日は言葉の日だったと言うのに

記事を書かないでいるとは!

 

と反省しつつ、いつも日曜の黄昏時に

 

聴いているラジオの番組構成が

三本のストリーからA面B面の2部構成に

いつの間に変わっていた。

「オートリバースでお届けします。」

 

もう平成の生まれの人は知らない

カセットテープの再生機能である。

これがないのとあるのでは

ダビングの時に困るほどありがたい

機能だったのである。

 

CDにはない片面何分のテープかによって

アルバムの曲順でなく、分数を計算して

テープにダビングしたりと録音にも

ひと手間かかっていたものだ。

高校進学のお祝いといえば

コンポを買ってもらう

ことだったりして、ちょうど

レコードとCDの端境期に

買ってもらえることになり、

CDプレーヤー付きを

選んだことを覚えている。

 

レンタルレコード屋

行って洋楽バンドを探して

友達が良いと言っていたバンドのCDアルバムを

借りたり、CDジャケットに書かれた宣伝コピーを

頼りにジャケ借りしたりしたものです。

 

とオートリバース

という一つの単語が

引っかかりとなり

思い出すことがこんなにあるとは。

高校時代はどんな生活をしていたか

まで発展させる。

 

では、大学では?

社会人になりたての時は?

どんな言葉が引っかかりになって

どんな記憶を呼び起こすのか?

 

ロータス123なんて、

大学時代にバイトをしていた

広告代理店でキャンペーンの当選者ハガキの

当選者データを入力してくれと

言われてパソコンなんて触ったことなかったのに

マニュアルを見ながら頑張って入力したものだ

てなことを思い出す言葉だったりする。

その時の社員の先輩が

「お前にこの業界は向いていない」と

言われて悔しかったことまで思い出すし

その上司に連れて行ってもらった

神保町の定食屋を思い出せそうで

そこまで鮮明には思い出せないことも

あったりしてね。

 

引っかかりのある言葉

って格言めいた言葉でなくても

あるものです。

 

と言葉の日を過ぎてから書いてみたりするのである。